住宅ローンの返済期間を長く設定している場合、当然、定年後にも返済しなければなりません。最近は定年後も再雇用契約をされることも増えてきたため、返済のめどが立ちやすくなりましたね。ただ、定年後に返済できない場合はどうなるのでしょうか?
まず、定年後に住宅ローンを返済できなくなる理由はどんなものがあるのか考えてみましょう。
・退職金が思ったより少なかった
・年金などの収入が少ない
・医療費が膨らんだ
最近は物価上昇が進んでいますが、それにお給料上昇が追い付いていませんね。今後も経済状況がどうなっていくのか先が見通せません。年金も人口が減っているため減額されていくことが予想されます。さらに年を取ると、それまでには無かった体の不調が現れます。今より悪くならないように維持するにも医療費はかかり、1年振り返っただけでも金額がかさんでいることがよくあります。
では本題の定年後に住宅ローンが払えない場合どうなるかですが、一般的な流れは以下の通りです。
1.督促状が届く
2.一括返済を求められる
3.競売にかけられる
4.強制退去を命じられる
では、こうならないためにどんな対処法があるでしょうか?
・通常の方法で売却する
・オーバーローンの場合は任意売却を検討する
・リースバックを検討する
主に以上の三つの対処法が考えられます。
最初の「通常の方法で売却する」ですが、ローン滞納前で、売却額が残債ローンより上回れば、通常に売却が可能です。ですから、早めに対処した方が良いでしょう。
次に売却金額より残債ローンが上回る場合は、任意売却をお勧めいたします。ただし、任意売却は必ず債権者である金融機関の同意が必要なため、まずは金融機関に相談してみましょう。
最後にリースバックですが、自宅を売却したあとに買主と賃貸借契約をし、そのまま住み続けるという仕組みです。売却金で完済できるうえに、そのまま住み続けられるため生活環境を変えずに済むといったメリットがあります。また、買い戻せる契約を付けることもできます。
以上のことを踏まえ、なるべく早く対処していきましょう。心配な方は、一度銀行の他に、司法書士や不動産会社へ相談してみてはいかがでしょうか。
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